晴釣雨読

晴れたら釣りを楽しみ、雨が降れば本を読む。そうやって暮らせれば…と日々思う中年の戯言です。

先日…怖い目に…

 この間の休みの日に例のごとく釣りに出かけ、磯でライトショアジギングを気取ってました。

 バイクで釣行するため今までは振り出し式のロッドを使っていたのですが、少し大きめの(約35cmぐらい)キジハタを釣ったときに「ミシっ!」という音がしたので、「大物を狙うにはこのロッドでは…」と不安になり(自分の腕はそっちのけで)、新しいロッドを新調しました。その新品ロッドのテスト釣行でもあったのです。

 地磯でひたすらジグを投げまくっていました。しかし、根がかりばかりで反応がないので、もっと砂地が多い磯に移動しました。

 移動後の一投目でシオ(カンパチの子)がかかりました。塩焼きサイズの小さいものでしたが一応ゲットしました。その後はまたもや反応なし。もう少し砂地が多そうな場所に移動しようと思い、荷物はそのままでロッドとタモだけ持って、岩づたいに横に移動しました。

 カニ歩きの格好になった瞬間、スニーカーの中で足の甲ががぐにゃと半分裏返った感じがしたと思った瞬間、ズルズルっと足が滑り、海水につかりました。「おっとあぶない。ズボンが濡れてしまったじゃないか。」と体制を立て直そうとしたら、そのままズルズルと岩を滑り落ち海にドボン!

 「げ!死ぬ!」…幸いにも泳げたので何とか岸にたどり着きました。

 ズボンの右足側は破れ、脛から出血。右 中指はパックリ割れてました。そして、その日初めて使ったばかりの新品のロッドは竿先が完全に折れていました。

 岩場の上で全身ずぶぬれのまま、しばらく呆然としていました。

 防波堤から始めた釣りだったのでいつも軽装でした。逆に重装備の釣り人を馬鹿にしていました。「カッコつけてんじゃねぇ!釣りは腕よ!ファッションで釣るんじゃない!」

 考えを改めました。やっぱ、怖い。きちんとした(限度はあるが)装備が必要だ!

 早速、ネットショップでスパイクブーツとフローティングベストを購入しました。そして、ロッドも修理に出しました。それらが届くのが楽しみです。

 海は怖い…でも楽しい!

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